昭和42年6月7日に君津共同火力株式会社が創立して、半世紀、50年が経ちました。当時発足したばかりの八幡製鐵株式會社君津製鐵所から発生する副生ガスを主燃料として省エネルギー性に優れた画期的な発電を行うことを目的として弊社は設立されました。
1号機の初並列が昭和43年9月、営業運転開始が翌44年2月であり、翌月には2号機が初並列をしました。君津製鐵所の第1高炉の火入れが43年11月で、第2高炉の火入れが44年10月ですから、まさに君津製鐵所とともに歩んで来たことになります。
今年、弊社はこの50年の節目をただ迎えるだけでなく、設備も一新させて新たな50年に更なる力を得ようとしています。既に、1・2号機に替えて5号機及び6号機の新設を行っており、昨年は3号機の設備改善工事を終えて新しいボイラが運転を開始しました。更に、現在は4号機ボイラの設備改善工事を行っています。
今後とも全員が一丸となってそれぞれの持つ力と知恵を出し合い、問題を打破り、更なる高みへ上ることができるように全力で取組んで行きたいと思います。