地域情報
君津共同火力株式会社のある千葉県君津市のご紹介をいたします。
人見神社(ひとみじんじゃ)

人見神社は東京湾に面した人見山の山頂にあり、君津・富津の海岸地域の鎮守の氏神として崇拝され、近在の人々から親しまれています。
例年7月22日前後に行われる祭礼では、神主に選ばれた神馬(おめし)を伴って石段をかけ登り、坂道を通って山頂の神社の拝殿に踊り込みます。男集の山車奉納と共に勇壮な祭事で、村々の浜の大漁と岡の豊作を祈って現在まで受け継がれてきたものです。
また、人見神社の海側にある展望公園からは君津市や富津市の町並みを一望でき、「ちば眺望100景」にも登録されています。天気の良い日には東京方面の明かりまで見渡すことができ、眼下に広がる東日本製鉄所君津地区の工場夜景は、今まさに話題になりつつある観光スポットです。

人見神社
久留里城(くるりじょう)

久留里城は、戦国時代に房総里見氏が本拠にし、近世には大須賀・土屋・黒田氏などの居城となり、明治維新まで存続しました。この城は別名「雨城」(うじょう)と呼ばれ、「城の完成後、3日に一度、21回雨が降った」とか、「この山にはよく霧がかかり、遠くから見ると雨が降っているように見え、城の姿が隠し覆われ敵の攻撃を受けにくかった」とも言われています。
6代将軍 徳川家宣の政治的顧問をつとめた新井白石は、幼少より青年期まで久留里藩主 土屋利直に仕えました。資料館前には銅像が建てられ、郷土ゆかりの偉人として紹介されています。
また、この地域には民芸品として広く知られる「雨城楊枝」があります。久留里藩士たちが内職として、付近の山に自生する黒文字の木を材料に爪楊枝をつくったことが始まりとされ、いまなお多くの人々に愛されています。

久留里城
鹿野山(かのうざん)

聖徳太子によって開かれた関東屈指の名刹(古寺)神野寺は、春はお花見、秋は境内のもみじ・イチョウ・どうだんつつじなど紅葉の名所としても知られています。
現在の地名ともなっている「鹿野山」は、当山の山号であり、太子が当寺を建立する際、野生の鹿が沢山集まったことから、インドのお釈迦様の初転法輪の地(鹿野苑)にちなみ、山名を「鹿野山」としたと言われています。
また神野寺の近くには、眼下に房総半島特有の低い山々の風景を一望できる九十九谷(くじゅうくたに)があります。運が良ければ、早朝に神秘的な雲海を見ることができます。
お正月には、九十九谷展望公園から初日の出を拝むために多くの人が訪れます。

鹿野山
濃溝の滝・亀岩の洞窟(のうみぞのたき・かめいわのどうくつ)

最近SNSを中心に、ハート型を描き出す洞窟の写真で話題となった濃溝の滝・亀岩の洞窟。房総半島中央部に位置するわが君津市にある清水渓流広場の人気観光スポットです。
このハート型の光景を楽しめるのは、お彼岸の時期(3月と9月)早朝の時間帯が良いと言われています。洞窟に続く遊歩道は木々に囲まれ、初夏には蛍が舞い、秋には美しい紅葉と季節によって様々な顔を見せてくれます。洞窟を正面から眺められる場所には「幸運の鐘」があり、その鐘を鳴らす観光客も多く見られます。
この洞窟は、江戸時代前期、水田に水を引き込むために通して掘られました。洞窟内部に亀に似た岩があることから「亀岩の洞窟」とも呼ばれています。

濃溝の滝・亀岩の洞窟
提供:千葉県君津市

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