水質汚濁対策

東京湾の水環境を守るため発電所から放流される排水を処理する設備です。

• 一般排水処理装置

  ボイラー排水、冷却排水、再生排水、生活排水等は貯留槽から一般排水処理にて、凝集沈殿、中和、ろ過処理にてPH、COD、SS等を処理し、水質基準をクリアした水を放流しております。

• 脱硫排水処理装置

  排煙脱硫装置から発生する排水は二段凝集沈殿処理、中和、活性炭吸着処理、ろ過処理にてPH、COD、SS、ふっ素等を処理することで水質基準をクリアした水を放流しております。

• 自動測定装置

  集合排水槽にはPH計、COD計、T-N・T-P計、脱硫排水処理にはSS計、ふっ素計が設置しており、濃度を常時監視できるシステムになっております。
  これらの計測器は万が一濃度が上昇しても水質基準値以下で自動で放流停止するインターロックシステムを設けております。

  

• 水質排水規制値等（集合排水槽）

  項目	規制値
  COD	10
  SS	15
  n-hex	2
  T-N	13
  T-P	0.6
  単位（mg/L）

排水処理フロー