事業活動に伴って発生する廃棄物の排出による環境負荷を低減するため、
発生抑制(リデュース)、再利用(リユース)、再生利用(リサイクル)を積極的に推進しております。
また、事業活動に伴い発生した廃棄物は自らの責任において適正に処理をしております。
発電所から排出された産業廃棄物は主にばいじん、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ等の種類があります。
これらの産業廃棄物を適正に且つ迅速に処理する事は、事業活動を継続するうえで重要な役割を担っております。
排出された産業廃棄物は委託処理を行っており、マニフェストにて中間処理から最終処分までの処理の流れを
把握、管理を行っております。
委託処理先は環境負荷の少ないゼロエミッションを念頭に選定しており、当社の最終目標を再利用率100%として
継続して取り組んでおります。
石炭をボイラーで燃焼させると、石炭使用量の約1割の石炭灰が発生します。電気集塵装置から排出されるばいじん(フライアッシュ)とボイラー炉底から排出される燃え殻(クリンカアッシュ又はボトムアッシュ)に分類されます。排出された石炭灰(ばいじん及び燃え殻)は主にセメント会社へ再利用しております。石炭灰には、シリカ、アルミナなどが含まれ、細粒、軽量、強度を増すなどの優れた材料特性があります。これを活用し、コンクリート、コンクリート混和剤、充填剤、土壌改良剤の原料として利用されます。
石炭灰処理フロー
図内の青いボタンかイラストにカーソルを合わせると、設備の説明が表示されます
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