地熱バイナリー発電

既存の温泉が持つ熱エネルギーを活用した発電事業を
温泉事業者さまと共同して取り組んでいます。

東京発電が取り組んでいる地熱バイナリー発電とは、新たな源泉井を掘削すること無く、既に運営されている源泉井(温泉)の持つ余剰熱を利用して電気をつくるものです。

地域と共に歩むことを最も大切に考えてきた東京発電では、莫大な資金を投入して数百から数千メートルの地下から新たに熱を取り出すような地熱発電でなく、入浴利用には熱すぎる温泉設備を保有・運営している方々から、その熱エネルギーを分けていただいて電気をつくる“地熱バイナリー発電”に取り組んでいます。

身近で遠いエネルギー、地熱発電

世界3位の地熱資源大国である日本。それなのに地熱発電と言われても身近に感じられないのはなぜでしょうか。地熱発電としてのポテンシャルが高い地域には、多くの温泉地や自然公園があります。これら地域の温泉資源や観光資源と共生できなければ、地熱を利用した発電所をつくることはできません。

地中のマグマに由来する熱エネルギーを地域と共生しつつ活用する。この命題を解決しなければ再生可能エネルギーと言えども歓迎されないのです。

温泉の熱を利活用する地熱バイナリー発電

多くの地熱発電は、より多くのマグマ熱を利用する“フラッシュ発電”方式を採用しています。これらが欲する熱エネルギーは温泉が利用する量よりもはるかに大きいため、新規に開発する計画を立てると周辺の温泉事業者の方々は不安を抱くことになるでしょう。

近年になって、取り出す熱量が比較的小さい“バイナリー発電”方式を採用した地熱発電が実現しています。これは温泉として取り出す程度の熱エネルギーを利活用するもので、小規模ながら地域に根差した再生可能エネルギーとして注目されています。

既にある温泉設備と共同事業で電気をつくる

東京発電では、10年以上前から、水道局の設備に潜む未利用エネルギーを活用する“マイクロ水力発電”で、エネルギーを提供してくださる方と共同で発電事業を展開するモデルを続けています。

地熱発電でも同様の取組を考え、たどり着いたのが「既にある温泉設備に後付する方式」で実現する地熱バイナリー発電です。100℃近い熱水のままでは温泉としても使いづらいため、わざわざ冷ましている温泉設備があるなら、その余剰熱を活用することで小さいながらも地熱発電が実現できます。東京発電では、そのような余剰熱を持つ温泉事業者様や給配湯事業者様と一緒になって共同で電気をつくることに挑戦しています。

地域に根差した再生可能エネルギー

明治の時代から続く水力発電は“地域に根差す”ことが当たり前のことです。同じ自然エネルギーを利用する他の再生可能エネルギーの発電事業でも、この考え方を取るべきであると私たちは考えます。

東京発電では、地域に根差したエネルギーの実現には、一緒に歩んでいただく方々と“共存共栄”することが大切だと考えます。地熱バイナリー発電では、温泉事業者様や配湯事業者様が持続的に運営し続けられるように発電で利用させていただいたエネルギー量に見合う報酬をお渡ししています。「共同事業者である地域の皆様と共に歩む」、地域との共存共栄を企業理念とする東京発電の願いです。

お問い合わせ
発電サービス事業部
TEL:03-6371-5173