ガスタービン(空気圧縮機、燃焼器、タービン)

ガスタービンは、「空気圧縮機」「燃焼器」「タービン」の3つの主要機器で構成されています。

発電に使う「ガスタービン」と、航空機に使う「ジェットエンジン」は、原理が同じです。

「ジェットエンジン」は、高温・高圧の燃焼ガスをエンジン後方に噴射して推進力を得るのに対して、「ガスタービン」では、燃焼ガスを翼にぶつけて回転力を得ているわけです。

ガスタービンを出た555℃の排ガスは、排熱回収ボイラーに送られます。

ガスタービン(空気圧縮機、燃焼器、ガスタービン)
項目 ガスタービン(空気圧縮機、燃焼器、タービン)
型式 開放単純サイクル一軸形
出力 269,100 kW (ガス圧縮機動力を含む)
燃料 製鐵所副生ガス(高炉ガス、コークス炉ガス)
入口ガス温度 1,300℃
出口ガス温度 555℃
製造者 三菱重工業(株)