主変圧器
主変圧器は、発電機で発生した電力の電圧を変換する装置です。
発電機の電圧も16,000Vと高電圧ですが、さらに主変圧器で275,000Vに昇圧してから送電線で送電します。
電流を送電線に流すと、電気抵抗のため熱が発生して送電ロスとなり、その量は電流値が高くなるほど増えます。
電力は、簡単に言うと電圧と電流の掛け算ですから、電圧を上げると反比例して電流が下がります。
すなわち、同じ電力を送電する場合は、低い電流(=高い電圧)で送電したほうが送電ロスが減るため、変圧器で電圧を上げてから送電するわけです。
項目 | 主 変 圧 器 |
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型式 | 油入屋外形導油風冷式(所内変圧器一体型) |
容量 | 325,000 kVA |
製造者 | 三菱電機(株) |